自社企画初の試み陶器のマグカップ

開発経緯介

「耐熱ガラスでマグやティーカップを作ってほしい!」という要望をたくさんいただいたことからマグの製品化検討は始まりました。

しかし、ある壁にぶち当たります。

アデリアの耐熱商品は海外の協力工場から輸入しているのですが、今回それをしてしまうと今まで大切にしてきたアデリアレトロのコンセプト「安心の日本製」という部分が崩れてしまう…

 しかし、「温かいドリンクをアデリアレトロで楽しんでほしい!」その思いは諦めきれず、アデリアレトロ史上はじめて陶器にチャレンジ。

コラボではなく自社企画でガラス以外の素材を扱うのも初の試みとなりました。


モデル

この製品の基になったのは、昭和当時に生産されたアデリアのガラス製マグカップです。

横幅が広いタイプの形状で、台座の彫刻がデザインのアクセントになっています。

当時は「花ざかり」の柄がプリントされていました。

最大の特徴はその大きさで、500mlのペットボトルが丸々一本注げてしまうほどの大容量なのですが形状がかわいらしく、底面や取手のデザインの要素をアレンジして陶器でリメイクしました。


柄紹介
1974年(昭和49年)
野ばな

清楚で可愛らしい野ばな。

今も昔も変わらない人気者です。

1971年(昭和46年)
花ざかり

マーガレットが一面に描かれた華やかな柄。

テーブルに置くだけで明るく楽しい気分になります。

1976年(昭和51年)
ズーメイト

動物園の人気者をユニークなタッチで描いたズーメイト。

2匹のチャーミングな表情にほっこりします♪


特徴
使い勝手の良いサイズ

容量320mlとたっぷり入るサイズなので、コーヒーやカフェオレのドリンクの他、お食事としてのスープなどにも使えるサイズ感。

熱湯はもちろん、 電子レンジでも使える普段使いにぴったりのマグカップです。

また、スタッキングできる形状なので収納も省スペースで片付きます。

レトロなデザイン

側面はストレート形状でシンプルですが、底面にはレリーフ状の縦線の彫刻が入っています。

取手は70年代を思わせる丸みを帯びたデザインで、使い心地も意識して仕上げました。

実は手作業で行っている柄つけ

転写紙という柄を付ける専用のシートを食器に貼る作業は、なんと職人さんの手作業!

正確かつ素早い手捌きで一つ一つ丁寧に貼り付けています。

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