商品だけではなくパッケージにも、細部までこだわりを詰め込んでいるアデリアレトロ。

今回は柄名のロゴに隠された秘密をご紹介します!

柄名ロゴの秘密

商品の箱を手に取ると、まずは柄の方に目が行きがちですが、よ〜く見ると柄の名前の文字も実はレトロなタッチでとっても可愛いんです。

これらはデザイナーが一つひとつ考えているのですが、実は、知られざる元ネタがあるんです!


知られざる元ネタ

昭和当時は柄の名前をデザインすることは稀で、そのまま使えるデザインはほとんどありません。

そこで、新しい柄を復刻させるたびに昔のカタログに残された、数少ないレトロっぽい文字を研究し、復刻する柄の名前に落とし込んで作っています。

(カタログは昭和当時のものです。現在は販売しておりません。)

コレック

例えばコレックの丸っこいロゴデザインは、1980年のピコットというシリーズ名が元になっています。

ズーメイト

みんな大好きズーメイトは、1976年のナーブルというシリーズの書体を元にデザインしました。

アリス

アリスのロゴはアデリアスタート初期に数年間使っていたと思われる書体が元になっています。

昔の会報誌に残っていたものを参考にアリスのロゴに落とし込みました。

フェンス

シンプルな幾何学模様のパターンがスタイリッシュなフェンスは、1980年のモーリスというシリーズ名の書体を元にデザインしました。

ちなみに、

当時のカタログデータは残っていないので紙で残っているカタログをよく見ながらアナログに手書きで作業しています。

元ネタと柄名は当然同じ文字列ではないので、大半は想像で補っています!

そのまま復刻

すごく珍しいですが、昭和当時から柄名がデザインされていたものもあります。

この場合は柄の書き起こしと同じように一文字ずつ丁寧にトレースして、そのまま復刻します。

野ばな

手書きで書かれたような柔らかいタッチの文字は、清楚な野ばなを表していてとても味わいがあります。

(カタログは昭和当時のものです。現在は販売しておりません。)

魔法のグラス

1979年の発売当初はロゴは存在してなかったようですが、1981年になると魔女のイラストと共にロゴが使われ始めました。

このロゴをそのまま書き起こして現在も使用しています!

(カタログは昭和当時のものです。現在は販売しておりません。)

細部までこだわりを詰め込んだ柄名ロゴの秘密

みなさんは知っていましたか?

知らなかったという方もぜひ、パッケージを見て楽しんでいただけたら嬉しいです!