「アデリアレトロを作る人」PR担当編

「アデリアレトロを作る人」PR担当編

2018年からシリーズ展開をスタートしたアデリアレトロ。
開発したメンバーは、当時20代の若手女子社員3人でした。
初めは商品を発売できるかどうかも分からない小さな企画にすぎませんでしたが、今では累計140万個の売り上げを誇るベストセラーシリーズへと成長を遂げました。

詳しい開発秘話はコチラから

「アデリアレトロを作る人」第2弾はPR担当編です。
開発メンバーの一人でもある彼女は、アデリアレトロの魅力をもっと世に広めようと日々奔走しています。

今回はそんな彼女の人物像に迫ります。

アデリアレトロのPR担当はどんな人?

桐本夏希
フリーランスSNSマーケター
元石塚硝子株式会社 ハウスウェアカンパニー 市販部 企画グループ デザイナー
京都市立芸術大学 デザイン科 プロダクトデザイン専攻卒

アデリアレトロのPR隊長、桐本。
インスタライブやワークショップ、ファンミーティングなど顔を出す機会が多いため、応援してくださる皆様には馴染みのある存在ではないでしょうか。

実は彼女、石塚硝子の社員ではないんです。早速お話を聞いてみましょう。

フリーランスになったきっかけ

筆者:社員ではないということですが?

桐本:2016年に石塚硝子に入社して、2020年までは社員でした。今はフリーランスとして働いています。
辞める時に上司に「アデリアレトロに引き続き関わりたい!」とお願いして今に至ります。

筆者:退職したきっかけは何だったのでしょうか?

桐本:留学しようと思ったのがきっかけです。フィリピンとオーストラリアで2年くらい過ごす計画だったのですが、コロナの影響で1ヶ月で日本へ帰ることになり…
コロナ禍に海外帰りの身で行く当てもなく原付バイクで転々としていたのですが、徳島のゲストハウスに辿り着きそこで開業してフリーランスになりました。

辞めてもアデリアレトロを続けている理由

筆者:上司にお願いしてまでアデリアレトロを続けたかったのはなぜですか?

桐本:アデリアレトロが好きだからです!単なる仕事ではなくライフワークのような存在です。
退職することを決めても、これまで頑張って育ててきたアデリアレトロから離れる決心はつかなかったので、思い切って上司にお願いしてみました。
フォロワーさんとの繋がりもあり、辞めて関係が終了してしまうのは悲しいなと思っていました。

アデリアレトロ立ち上げメンバーのひとり

筆者:開発メンバーの一人とのことですが、立ち上げの時はどんなことをしたのでしょうか?

桐本:私も当時は杉本と同じくデザイナー(デザイナー編の記事はコチラ)という肩書きだったのですが、リサーチや商品の企画を主にしていました。

レトロブームがまだ到来していなかった時期の雑貨店でレトロな商品にはどんなものがあるのか調べたり、実際にアデリアの古いグラスを売っているショップの方に突撃インタビューをしたりして、私たちが企画するグラスが売れる裏付けになりそうな要素を集めました。

インスタグラムで「#アデリア」で検索して出てくるヴィンテージグラスを一つひとつ目視で数えたこともあります笑
すごく非効率なやり方でしたが、当時の自分なりにがむしゃらに頑張っていました。

企画が通ってからも、しおりに会報誌の表紙に登場するお姉さんを起用したらどうか、隠しロゴを入れたらどうかなどの提案をしてアデリアレトロのイメージの核をチームで形作っていきました。

出産を機に変化したワークスタイル

筆者:フリーランスのSNSマーケターとして多忙な毎日を送っている桐本さんですが、2023年お子さんが産まれたそうですね。おめでとうございます!

桐本:そうなんです!最近は娘を背中にしょってパソコン作業をすることもあります笑
仕事が大好きなので、復帰には少し早いかもしれませんが戻ってきてしまいました。

夫が会社員で育休をとれたので、協力してなんとかやっています。

子供が産まれてからはプライベートも仕事も、タスクを一人で抱えるのはやめて人に頼ることを覚えました。
助けてくれる仲間に恵まれ、おかげでのびのびと子育ても仕事も楽しめています。

常に楽しいことでいっぱいになるような心地よい生活スタイルを模索しています。

もっと楽しませたい!

筆者:アデリアレトロが大好きな桐本さん。何をしている時が一番楽しいですか?

桐本:SNSを通して、フォロワーさんがアデリアレトロを使っている様子を見るのが楽しいですね。
もっとこの人たちを喜ばせたい!という気持ちになります。

石塚硝子はメーカーで、社員は社内でものづくりをしている事が多く、自分たちのグラスが並ぶお店の売り場などに行くことはないので、以前は買う人の反応を見る機会がなかったんです。

どんな人がどのように使っているか、想像するしかありませんでした。
それがSNSなら、買った人がどんな人でどういうふうにお家で使っているかというところまで見ることができる。

ぼやっとしていたユーザー像が個人として思い描けるくらい鮮明になって、この人を喜ばせるには?とより具体的に考えることができるのでアイデアがどんどん湧いてきます。

それもこれもみんながアデリアレトロを楽しんで発信してくれるおかげ!ありがたいですね。

「好き」を繋げたい

筆者:ワークショップやファンミーティングなど、イベント企画に定評がある桐本さん。今後やっていきたいことはありますか?

桐本:人を楽しませることが好きなので、もっとみんなで盛り上がる場を作りたいです。
共通の「好き」を持った仲間を作れるような機会をもっと増やせると良いですね。

その一環としてワークショップやファンミーティングもまたやりたいです。
コミュニティのようなものができて、アデリアレトロをきっかけにみんなが仲良くなってくれる未来を目指しています。

最後に

ファンを楽しませようと、自身も楽しみながら日々奮闘する桐本。
今後の活動も目が離せません!

「アデリアレトロを作る人」のコーナーでは、普段は表舞台に出てこない陰の立役者にスポットライトを当ててご紹介します。

次回もお楽しみに!


1 コメント


  • すがもん

    今回も楽しく読ませて頂きました!
    桐本さんのこと、アデリアレトロをもっと応援したくなりました

    他にもたくさんいる影の立役者さんのこともっと知りたいです!
    次回のコラムも楽しみにしています♡

    そしてファンが驚く楽しいイベント、企画、商品お待ちしていますね☆


コメントする

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleプライバシーポリシーおよび利用規約が適用されます。


ADERIA RETRO Instagram