喫茶訪問 みつまた喫茶店

喫茶訪問 みつまた喫茶店

喫茶訪問:みつまた喫茶店

今回の「連載 喫茶訪問」は、神戸元町のビルの4階でひっそりと営業している「みつまた喫茶店」。

知る人ぞ知る、隠れた人気店です。

ビルの入り口にある看板が目印。

階段を少し登ったところにも小さな看板があります。

狭い階段を4階まで登っていくと、明るい空間に辿り着きました。

早速入ってみましょう!

白を基調とした明るい店内

白いキャンバスに色を散りばめたような店内。

グラスやマグカップに鮮やかな色が取り入れられていて、提供するドリンクやスイーツが自ずと主役になります。

この日は天気も良く、白いカーテン越しの光が心地よく感じられました。

タイル調の床も可愛らしいですね。

棚やカウンターにアデリアレトロの箱も飾ってくださっていました。

プリンと、燭台!?

みつまた喫茶店名物の燭台に乗ったプリンやゼリー。

その斬新で豪華な佇まいに、テンションが上がります…!

その名も、「みつまた台」。

筆者「これは若い人にも人気がありそうですね!写真映え抜群です。」

マスター「はい。紅茶だけではだめかなと思い、他ではやっていないものを取り入れてみました。」

プリンとゼリーは全部で9種類あり、3つ注文するとみつまた台で提供されます。

今回はカスタードプリン、苺ゼリー、フローズンチーズケーキを注文しました。

筆者「とっても濃厚ですね!甘すぎずパクパクいただけます。」

マスター「スイーツで有名な神戸で胸を張って提供できるプリンを目指しました。」

苺ゼリーは果肉たっぷりで苺好きにはたまらない一品。

フローズンチーズケーキはブルーの本体に真っ赤なプチトマトがトッピングされていて、予想外の見た目にびっくり!

チーズが濃厚でお酒にも合いそうな味わいでした。

マスターの考える「本物の紅茶」

みつまた喫茶店に来たのなら、ぜひご賞味いただきたいのが「紅茶」。

紅茶の概念が変わります。

変態(褒め言葉)と言われるほどの紅茶マニアであるマスターが淹れる紅茶は、他では味わえません。

紅茶と言われて思い浮かべるのは「アールグレイ」や「ダージリン」。

しかしマスターの持論では、これらは紅茶の定番とは言えないのだそう。

マスター「アールグレイやダージリンしか提供していないお店が多いですが、よっぽど好きなのかな?と思いますね(笑)アールグレイは紅茶に香りをつけたものでまったく定番ではないです。ダージリンはここ数年不作が続いていますし、最近のものは美味しくないですね。」

筆者「メニューに漢字が多いですが、茶葉は中国産のものを仕入れているのですか?」

マスター「紅茶といえば中国が本場です。インドやスリランカの紅茶はイギリスの植民地だった時代に安価で大量に作らされていたという歴史があります。インドやスリランカの紅茶が悪いわけではないですが、純粋に紅茶を提供しようと思ったら、中国のキームンとかになるんじゃないですかね?」

筆者「そうなのですね!キームン、初めて聞きました…」

マスターの松村さんは紅茶についての本も出版されています。

店内に見本が置いてあったので紅茶好きの方はぜひお手に取ってみてください!

同じ棚に置いてある「お客様ノート」もアデリアレトロデザインのものでした♪

今回は、キームン(みつまたクィーンズ)と、蜜香紅茶(ガチ上級)を淹れていただきました。

筆者「ん!?すでに香りが違いますね。とってもいい香り!そしてエグみが全くないですね。甘くて美味しい…!」(※砂糖やミルクは入れていません。)

マスター「淹れてから時間が経って美味しくなくなったり、エグみが出てくるのは淹れ方がまずいからです。正しく淹れたら一晩寝かした方が美味しいくらいなんですよ。」

みなさまもぜひ、「本物の紅茶」を味わってみてください。

アデリアレトロでいただくカラフルなドリンク

筆者「アデリアレトロのグラスはどのメニューに使われているのでしょうか?」

マスター「昔ながらのクリームソーダ、夕張メロンクリームソーダ、苺ソーダの3種類です。」

今回は、昔ながらのクリームソーダと苺ソーダを注文してみました。

色鮮やかでとっても綺麗…

筆者「なぜアデリアレトロのグラスを使ってくださっているのですか?」

マスター「単純に可愛いものを探したらこちらになりました。」

筆者「ありがとうございます!」

アイスクリームもマスター特製のものなのだそう。

卵白も使用しているため、しっかりしていて溶けにくくゆっくりと味わえます。

お味も濃厚で美味しいクリームソーダでした。

苺ソーダは果肉感たっぷりで贅沢な味わい。

メニューの一つひとつにマスターのこだわりが感じられます。

筆者「どのメニューも本当に美味しいですね!」

マスター「不評だったメニューはなくしましたから(笑)美味しいものだけ残っているんです。」

見て、飲んで食べて、美味しい

人気の裏側には、味にも見た目にも真面目に取り組むマスターの人柄がありました。

どのメニューも他では味わえない、マスターのこだわりが詰まった逸品です。

神戸の隠れた名店にぜひ足を運んでみてください♪

店舗情報

◆店名 みつまた喫茶店

◆営業時間 11:00~22:00

◆住所 〒650-0022 兵庫県神戸市中央区元町通1丁目11-5 三ツ星ビル4F

◆SNShttps://www.instagram.com/mitsumata.kissaten/


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