\箱にもこだわり詰まっています/

アデリアレトロの魅了の一つ、商品の「箱」について掘り下げてみました。

「購入後も箱を捨てられない」という方が続出するほどかわいいアデリアレトロのパッケージ。

どんなこだわりが詰まっているのか見ていきましょう!

定番の箱

一番ベーシックなのは中コップや台付きグラス、プレートなどに使用している箱です。

箱の上部からフタを開けるタイプで、柄をあしらった丸いエンブレムと柄に合わせた色遣いがレトロ&カラフルで可愛いパッケージです。

箱の柄名の書体とエンブレムは、当時の世界観を忠実に再現すべく、昔のカタログに残されたレトロな文字を研究し、復刻する柄の名前に落とし込んで作っています。

柄名ロゴの秘密について、こちらの動画でもご紹介しています!

ギフト

こちらは、ギフトボックスタイプ。

スリーブ式といって、マッチ箱のように筒状のフタをスライドさせて開ける形状です。

アデリアレトロのロゴには箔押しを採用し、引出しの中箱の底面にはちらりとイラストが。

どこをとっても特別感満載で贈り物に相応しいデザインです!

水飲みコップペア「花の輪」と「ズーメイト」にはこのギフト仕様のボックスがついています。

水飲みコップは、レトロな内モール加工が施されていて、持ちやすく使いやすい形状。

しかもスタッキングできて便利なグラスです。

さらに特製コースターがついていて、ギフトに喜ばれるはず!

特別枠

なんといっても特別なのはセニョーラとトリピカル専用にデザインされたパッケージです。
脚固定式のスリーブ箱で、開けた時の特別感を演出しています。 グラスの柄と同じ多色印刷、箱の天面にアデリアレトロのロゴの箔押し、箱の中にはワンポイントのイラストがあります。

「セニョーラ」は1972(昭和47)年に発売された柄です。

咲き乱れる花々の中に美女が眠るイラストは、どこか70年代を感じさせる独特なデザイン。

「トリピカル」は1971年(昭和46年)に発売された「楽園」という柄を、名称を変更して現在に復刻。

カラフルなお花が華やかで、脱力系タッチで描かれたトリさんがとってもチャーミングなグラスです。

どちらも多色遣いで細かい絵柄を時間をかけて忠実に書き起こし、職人さんの手作業で一つひとつ口部に金巻きを施した特別なグラスだからこそ、パッケージも特別仕様にこだわりました。

デザイナーインタビュー

商品だけではなくパッケージも当時の空気を出来る限り取り入れられるよう工夫しています。
エンブレムの縁の「石塚硝子株式会社」「ADERIA GLASS」の文字は現在出回っているフォントではなく、当時のカタログで使われていた文字を、踏襲して使っています。
当時のカタログデータは残っていないので、グラスと同じように手作業で書き起こしてデータ化しました。
ちょっとでも手を抜くと昭和の世界観が崩れてしまう気がして怖かったので時間と労力がかかっても頑張りたかったんです。
手作業で丁寧に描かれた昭和のロゴは、何ともない文字ひとつ見ても、とても味わい深いんです。それをパッケージにできるだけ反映させたいと思いました。